コーヒーの発祥     

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コーヒーカップ&ソーサー コーヒー発祥
コーヒーの木の発祥地
コーヒーの発祥はアフリカのエチオピアで西暦900年にアラビアの医師、ラーゼスによる記録があります。 現在使用されているコーヒーの木の9割はこのエチオピア産といわれています。その他の1割の木もアフリカ産の木とされています。
初期のコーヒー利用
期の頃はそのままコーヒーの実を食べていました。しかしその豆を偶然に火で炒めるととても良い香りがし、味も今まで体験したことの無い不思議な味がしたのでしょう。その火に炒めて食べるという方法が広がっていました。後にヨーロッパからきた人が目にしたものはアフリカのいたるところでコーヒー豆を炒めて食していた姿でした。
コーヒーにまつわる物語
コーヒーが飲用として利用されたのは約1000年ほど前ぐらいからです。初期は生の豆をそのまま煎じていましたが、後に炒めた後に、砕いてから煎じるようになりました。このコーヒーがどのようにしてドリンクとして飲用されるようになったのかはわかりませんが次のような物語が残されています。

                     赤い実の豆

ラビアの国のモッカに守護聖徒シェーク・カルディの弟子、シェーク・オーマがいました。そのオーマはとても人気のある祈祷師でした。ある時モッカ王の娘が病気になったということで人気のある祈祷しのオーマが宮殿に呼ばれました。そこで王の娘を祈祷し病気を治しました。だが、オーマはその王の娘に恋を寄せてしまったのです。いくら人気のある祈祷師とはいえ王の娘に恋をすることは許されていませんでした。それを知り怒った王はオーマを罰し、オウザブへ島流しにしました。オウザブに流されたオーマはその地で不思議な体験をしました。ある日山道を歩いていたオーマはとてもきれいな羽を持つ鳥が木の枝に止まっていたのでした。近づいて鳥を見ようとしたとき近くにきれいな花と実が成っているのに気づきました。とても空腹でその実スープにして食べようと思い、持ち帰ることにしました。お湯を張りその中にさっきとってきた実を入れるととてもよい香りがしました。そのスープを飲んでみると何か疲れが取れたような感じがしました。これを近くの住民に教えると大変な人気で瞬く間に広がっていきました。そのスープに入れた実がコーヒー豆だったのです。
この物語の真偽の程はともかくきっと最初にコーヒーを飲んだ人は、まさか世界中の人から愛される飲み物になるとは思わなかったですよね。


  

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